Mechanical Echelon

色々とやったことを書いていく

そう思いましたという話

気分が沈む時には決まって思い出す話がある。

中学校の時に、夏休みに入る前の全校集会で、生徒指導の先生がしていた話だ。

 

内容はよくある話なのだけど、

人の一生っていうのは不思議なもので死ぬときには楽しかった事と辛かったことが半々になるようになってる。

というものだった。

 

その先生の意図としては、

「だから夏休みは楽しい遊びだけでなく、ツライ勉強もやれよ」

みたいなことを言いたかっただけで特に深い意味もなかったのかもしれないが、当時中学生だった僕は衝撃を受けた。

根拠はないが人生の真理な気がした。

 

どんだけ辛くてもそれと同じ分の楽しいことがあるってすごくない?

正直大発見をした気分だった。未来に対して希望も持っていたから、これからどんなすごい楽しいことが待っているのかとワクワクしたのを覚えている。

 

 

ワクワクしていたけど、別にそんな楽しいことはなかった。

ただただ、淡々と同じような違うような毎日が続いているだけ。中学生の僕が期待していたようなすっごく楽しいことはなかった。

 

そのまま、大学を卒業し社会人になった。

次第に僕は、今が人生のピークなんじゃないかと思えてきた。

人生の楽しさ辛さ曲線は、学生時代の間緩やかに登っていき、卒業を期に特に感動のないピークを迎え、もう死ぬまでは緩やかに落ちていくんだなと感じた。

 

それから辛いことがあるたびに、今までの楽しさの借金を返しているような気分になる。

これから楽しいことがあるようには思えない。

楽しいことと辛いことがプラマイゼロになるとも思えない。

ならばマイナスになる前に何とかしなければならない。

 

株だったら、売る判断をするべきなのだ。

人生の場合は、自殺なのだろう。

 

ここで死ねば、まだ勝ちなのかなと考えてしまう。

そう考えると、自殺をした人は人生を勝ち逃げできたのだろうか。

死んだ人に聞くことができないのが悩ましいところだ。